2025/03/17 14:06
こんにちは!
スタッフォードシャードッグ専門店woofのセリカです!
今回はスピルベース(Spill Vase)についてご紹介します。
当店でも登場しているスタッフォードシャードッグのスピルベースはなんと!!!
1850年頃に製造された非常に貴重なお品物です!

それもそのはず!
スピルベースは、15世紀ごろに誕生して主に19世紀から20世紀初頭にかけてヨーロッパで使われていました。
主に暖炉のそばに置かれ、木片や紙のこより(スピル)が収納できるように小さな筒状の容器になっています。
スピルとは、マッチが一般的でなかった時代に、暖炉やランプの火を移すためや着火剤の代わりとして使われていたようです。

【スピルベースの特徴】
- 素材:陶器・磁器・木・金属などさまざまな素材で制作されていた
- デザイン:花瓶のような形をしており、装飾が施されたものが多く、ヴィクトリア時代のものは華やかな装飾が特徴的
- 用途:
- 暖炉のそばに置いて、スピル(木片)を収納
- 一部は装飾目的として作られたものもあり、現在ではアンティークコレクションの対象になっている
【アンティーク市場での価値】
スピルベースは、特に英国の陶磁器メーカーによって作られたものが人気で、Staffordshire(スタッフォードシャー)製のものなどがよくコレクターの間で取引されています。
また、動物や人物のフィギュリンと組み合わされたデザインもあり、ヴィンテージ・アンティーク市場で珍重されています。
当店でご紹介しているスピルベースもスタッフォードシャー製であり、ヴィクトリア時代のモノが良い状態で残っているのは非常に稀です🌟
英国内でもなかなかお目にかかれないお品物をお呼びすることができました!
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